現場へ下見に伺った際に、SONYの4KプロジェクターVPL-VW500ESを持参し、デモ映像を映して最新プロジェクターの画質をご確認いただきました。
その結果、予想を超える画質に感動し導入をお決めいただきました。

設置する部屋には、上手い具合に120インチ相当の白い壁がありましたので、スクリーンは使わず、お手持ちのSA/CDプレーヤー＋AVアンプに4.1chのスピーカーとBDレコーダーを追加して120インチ4Kシアターを構築する事になりました。

設置工事は、オーナー様がビル工事を任せておられる工務店様にご協力を仰ぎ、出来る限り機器が目立たないよう設置方法を考え、機器の取り付け準備をして頂きました。

プロジェクター取り付け前後の天井。 照明などに影響のないように設置しています。
機器は棚に収めず、隅にまとめて置くことでインテリアの一部として見えるようにしました。	ここの壁がほぼ120インチのスクリーン相当のサイズだったのでそのまま利用しました。 左下にあるAV機器がアンティークオーディオのような佇まいを出しています。
プロジェクターの取り付け状況。 梁を追加して天吊り金具を取り付けています。	ケーブルは梁から筋違いに沿わせることで 目立たなくしています。
工務店様にお願いして作って頂いたスピーカー用の棚です。 室内の雰囲気に合った作りの棚になっています。
スピーカーの後ろにあるパイプは、プロジェクターの電源やスピーカーコード、後付けの照明器具の電源が収まっている金属製の配管カバーです。 壁の色に合わせて白く塗ってあります。	備え付けられていたWiMAX Wi-Fiルーター。
実際に映像を映してみました。 完全に暗くしていないので、画面が薄く見えますが、実際にはかなり綺麗に映像が映ります。

部屋にはWiMAX Wi-FIルーターが設置されていましたので、これをAV機器の近くに移動し、AVアンプ・BDレコーダーに接続しました。
その結果、AVアンプからはインターネットラジオ経由で世界の音楽が聴けるようになり、さらにお手持ちのスマホにYAMAHAのAV Controllerアプリをインストールし、アンプの操作を行えるようにしました（これは特にインターネットラジオの選曲には便利なアプリです）。
BDレコーダーもスマホにSONYのS-Entranceアプリをインストールして、何処からでも予約ができるようにしています。

結果、ご希望通りに機器も目立たずに設置することができ、ネットワークを利用できたのでプロジェクターを点けて画面を確認しなくてもスマホ経由で機器の操作ができるようになりました。

今回お世話になりました Utari & Ipe 様では、4階のお部屋をキッチン&4Kプロジェクター付きでレンタルされていますので、ご希望の方はホームページのContactよりお問い合わせください。

（2014.06.09）